第3話 3点セットって何よの巻
- 2014年07月05日
- 競売物語
執行官が会社に来てから数日後、家に執行官と不動産診断士が現れ、家の中を見て写真を撮っていったそうです。(お仕事なので平日の昼間に来るようです)
その日は仕事から帰るとなんとなくいつもより部屋がきれいでした。きれいにする必要ないのにね(笑)
この頃分かってきたのですが、どうやら執行官はいわゆる3点セットというのを作ろうとしている事がわかりました。
3点セット
- 物件明細書(スペック)
- 現況調査報告書(執行官が見て聞いた内容)←インタビューのとか、現場の写真とか、特筆すべき情報が書いてあります。
- 評価書(不動産鑑定士の鑑定)
これが公開され、基準価格が公表されます。
競売に入札する人は、競売された物件の中には入れないので、この資料を見て判断するとの事です。
この当時は帯広ではダイジェストしかインターネットで公開されませんでしたが、(今は帯広もインターネットでほぼすべて見る事ができるようになってます)その中の写真を見ていると荒れた生活が垣間見られたりして、なんか悲しくなりました。
たとえば↓こんな感じ
でも、見ていると結構いい家が500万円とか破格の評価額が出ていたりします。そういえば帯広の競売には「グリュック王国」が出たりしていました。ちなみに1億円ちょっと。安いですよぉ。買えないけど。
まあ、そんな事でした。 ああ、て事は私のきたにゃい部屋も公開されちゃうのか…