第4話 この家に何が起きてんの?の巻
- 2014年07月05日
- 競売物語
当時住んでいたこの家は前年の7月から賃貸契約を結びました。帯広には一軒家の借家は少なく、特に大き目の家は探している時点で数軒。その中で消去法でこの家を選びました。この家がなかったら、条件を下げてなんとかする必要がありました。
その時はまさかこんな事になるとは思わずに疑ってもいませんでした。帯広で一番大きな不動産屋さんの物件だったし、大家さんも故障箇所があると直ぐに対応してくれたし、殆ど不満はありませんでした。
その、物分りのいい大家さんと、今起きている事のギャップが理解できず、結局何が起きていたのか知る必要があると感じました。で、法務局に行ってこの家の登記簿謄本をもらってきました。(不動産の登記簿謄本はだれでも手に入ります。今はネットでも閲覧できます)
そこでわかった事。
・家が建った時2,720万ほどの抵当を設定しているという事→これが今回の競売の理由になっています(一番目の抵当)
・数年前に会社更生法を適用された建築会社の根抵当を2.9億円掛けられていました。相手は某銀行。今回の競売には直接関係ないにしても、なんで人の会社の根抵当が入っているんだか…
あと、うわさレベルで情報収集
・大家さんは数年前にある会社の倒産に巻き込まれて、危なかったが結構色々な事業をしていて、今は落ち着いている。
・他の物件でも同じように競売に掛けられた物件があるらしい。
みたいな話でした。なんかうちが借りている家は捨てられたのかなぁという感じ。(それよかこんな情報がなんでこうも簡単に集まるんだろ?…狭い町って怖い…)
まとめると
- 数年前に取引先の倒産に巻き込まれた?
- 連鎖倒産は免れたが、資金繰りは苦しいのかも
- 持っている資産を手放している?
という事のようです。図にまとめてみましたが、こーんな感じ。まとめになってません。
うーん困った困った。