第11話 お金の準備をしなくちゃの巻
- 2014年07月09日
- 競売物語
実は、今回の流れの中で一番最初に「買っちゃえば?」と言ったのは父でした。必要だったら協力するから…と。これは心強いお言葉でしたので、早速連絡してみました。
ところが、どうもトーンが下がってまして(笑)、お金は貸してもいいけど身内の貸し借りは面倒だから、銀行に同じ額の定期預金を立てるからそれを担保に金を借りたらどうだ?みたいなややこしい事を言ってきました。それが銀行にとって一番確実な担保だから…と。まあそんな話もあるのかなと思い銀行に聞いてみました。
付き合いのある銀行の担当者にそれとなく打診してみました。
父の言った事はホント?と でもどーも煮えきりませんでした。定期貯金は国のルールで届出しておかないといけなくて、今のところ5年が最高で、一方でローンは自由に組めるので、たとえば10年のローンにした場合、残りの5年は金利が上がってそこで逆ザヤになるかもしれないので、5年以上のローンは組めない…みたいな話でした。ここはシンプルに不動産を担保に借りるほうが簡単か?なようです。 なーんだ。
ということで、今度は普通に住宅ローンを組もうと思ったところ、今度は住宅ローンというのは抵当を設定しないと貸してくれないんだそうです。競売物件の場合元の抵当を解除してくれるのはお金を払ったあとなので、そこでデットロック。一方で、つなぎ融資か何かでまず借りて→払って→古い抵当解除して→新しい銀行の抵当設定→新しい借金して という順番となるはずですが、そういう形での住宅ローンはダメだとか… 色々調べてもらったところ競売物件の購入は自腹でキャッシュしかないみたいです。うへぇ
まあ、色々策を考えて、なんとか1200万ならなんとか…と読みました。なんとかなるさ!と(えらいことですが…) 苦しくなったら売ればいいし(笑)
で、もうひとつ問題がありまして、入札するのは評価額の20%の金額を保証金として納めなくてはなりません。で、早速貯金の入っている都市銀行の口座にインターネットにアクセスして、160万円の取り出しを始めました。ところがです、一日に動かせる金額のリミットがあって、動かせません。色々調べてそのリミットを変える事が出来る事は分かったのですが、そのパスワードを忘れました。で色々やっていたら、パスワードがロック!あらら。で再発行を頼んだら1ヶ月掛かると….あらぁ間に合わないじゃない。
で、泣く泣く奥さんに相談。奥さんのヘソクリを借りました。はは情けない….