第10話 金融機関と直談判の巻



さて、さっそくあいうえお金融(仮)に電話してみました。

私:「こちら、帯広のXXの物件に住んでいるものなんですがその家をそちらが競売にかけているのですが、その件に関して」
電話でに出た女性
あいうえお金融(仮):「ええと。どんなご用件でしょうか?….なぜこちらが競売を掛けているとご存知なのでしょうか?…(だってねぇ最初の裁判所の手紙にもはっきり書いてあったし)そもそも競売に掛けているともかけていないともいえません….」

みたいなスタンスで話は進行。

こちらのお願いとしては、

  • 去年の夏に引っ越してきたばかりで、この短い期間で引っ越すのは本意ではない。
  • 相対で取引させていただいて、競売を取り下げていただけないか?と言いました。

一応、調査しますという事で折り返しになりました。1時間後ぐらいしてあいうえお金融(仮)から電話があり。

  • 競売を掛けているのは事実です。
  • こちらが取引するのは債務者だけです。
  • 債務者が現在残っている債権を全額払ってくれた時のみ競売を取り下げます。

との事でした。
私:「その金額を私が払ってもいいのですが?」と聞くと…
あいうえお金融(仮):「検討しますが、実際問題難しいと思います」
私:「その金額はいくらですか?」
あいうえお金融(仮):「答えられませんが、一般的に考えて難しい金額だと思いますよ…」

とのこと。確かに30年ローンだとして2,720万円の物件だから10年経過しているとして、2,000万円切るかきらないかってとこでしょうね。実際、私が以前家を買ったときのローンも最初の10年は金利ばかり払っていたような記憶があるから、おそらくそれ以上でしょう。

という事は無理ですね。という事で「直接購入作戦」は玉砕しました。

さて、これで本当に入札をする事を考える必要に迫られました。


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